休日にラグビーライターをすることもある(けどお休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーライターをしている30代男性のブログです。ラグビー関連イベント、普及活動、マイナーリーグ、取材依頼もお待ちしております。

英国王給仕人に乾杯!

物語は主人公が禁錮15年の刑のところ、恩赦によって14年9ヶ月で出所してくるところから始まる。
この主人公、ヤン=ディティが半生を振り返りつつ、話は展開。
億万長者になるのが夢だったヤンの半生というのが、波乱万丈・コミカルに描かれているのだけれど、
随所にセンスのいい皮肉や官能、戦争がちりばめられている。
ちょっとダレてきたかなーと思い出すぐらいで話が転回していって絶妙でした。

いくつかテーマはありそうで、例えば「不幸と幸運はいつもドンデン返し(映画のあと読んだ
Brutusの今月号に載っていた記事では『幸運にはいつも不幸がつきまとっている』とされていて、
そのほうがしっくりくる)」
という言葉は最初から最後まで頻繁に語られる。
物語の最後に監獄に入れられることでようやく億万長者と同じになれたヤン。
まさに究極の「幸運」に付きまとってきた「不幸」であるけれど、
それだけに最後の使い古されたようなまとめに重みがある。

チェコという20世紀に大きな波にさらされた国を舞台にしているけれど、
色々あっても最後にこうして笑えたならいいね、ということにあらためて気づかされました。


あとまったく関係ないけど予告編に「I am サム」の子役やったダコタ=ファニングが出てて、
あの子ももう14なのねーとか思いました。


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