TOKYO FIBER'09
日本の人工繊維は新たなSENSEWAREである。石器時代に石という素材が人間の創造性を目覚めさせたように、また、紙という媒質が印刷をはじめとする膨大な知の活性化を誘い出したように、ハイテクノロジーで進化した人工繊維は人間にどのような創造をいよくさせるだろうか。
この展覧会は、新しいSENSEWAREが拓いていく領域をヴィジュアライズする試みである。
ってなわけで、いわゆる「展覧会」です。
来場者も一応「一般」「学生」「企業」など分類されます。
実はうちの会社が用紙提供していたようです。あんまり高いのは出してないっぽいけど。
最先端の繊維素材をプロダクツという形でもって魅せる。
作る側は自身のセンス・才能を問われるだろうな、と思います。
面白いと思いますが。
技術的には東レのインクジェットで印刷できるポリエステル素材が
一番すごいんじゃないかしら、と感じました。
インクジェット印刷ができる、ということは身近ないろんなところで印刷できる、ということ。
今回はテーブルクロスというプロダクツでしたが、
もっといろんな使い方ができそうだと思います。
一通りの説明だけでなく、その素材のどこがこれまでものと違うのか、
までわかるともっと面白いんだろうけども、そうでなくても十分楽しめると思います。
27日まで、六本木の２１＿２１デザインサイトにて。
