人生食堂100軒
人生食堂100軒 (2009/11) 小山 薫堂 商品詳細を見る |
読了というか、一通り見終えたというか。
わかってはいたけれど、自分にはなかなか縁のないような「ちゃんとしたレストラン」がほとんど。
いつかこういう店の似合う大人になりたいと思うけれど、まだまだ先かな。
この本が今の自分に意味をもたらすとしたら、薫堂さんの「食」に対する真摯な姿勢かと思う。
今の自分なりに、自分の人生食堂を探したい。
ここ1年ほど「食べる」という行為に対してすごく価値を感じるようになった。
「おいしいものがわかる能力よりも
おいしいものがあることに気づける能力のほうが、人生には大切」
「食はそのものの味以上に、誰と、どういう風に食べるかが重要なのだ」
という2つの言葉を、とても素直に受け入れることができるようになったことに気づいた。