休日にラグビーライターをすることもある(けどお休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーライターをしている30代男性のブログです。ラグビー関連イベント、普及活動、マイナーリーグ、取材依頼もお待ちしております。

どういう種類の映画としてみるのか。/戦場でワルツを

あらすじ
1982年、アリ・フォルマンは19歳のイスラエル軍歩兵だった。2006年に彼は兵役時代の友人と再会し、レバノン内戦での経験と関連した悪夢について聞かされる。フォルマンは自分自身がその頃の記憶を失ってしまっていることに気付き、しばらくしてサブラ・シャティーラの虐殺の夜の幻覚を経験するが、自分が実際に何をしていたのかを思い出すことはできなかった。幻想の中ではフォルマンや仲間の兵隊たちはベイルートの海辺で照明弾が打ち上げられていく夜空の下海水浴をしていた。フォルマンは兵役時代の別の仲間を訪ね、何が起きたのかを知り記憶を取り戻すために同じ時期にベイルートにいた他の人々と話をするよう勧められる。フォルマンは友人の心理学者やジャーナリストでその頃レバノンにいたロン・ベンイシャイとの対話を重ね自分の記憶に迫っていく。

友人の話から自身の記憶の欠落に気づいたフォルマンが自らの記憶を辿る旅。
対話を通しての追体験に徐々に引き込まれてゆき、はまり込んだ頃のラストにはここが映画館であることを忘れる。

82年のレバノン内戦の背景について流れだけでも知っているとよりすんなり入っていけるのでは。
参考

描かれているのは実は戦争ではないのかもしれない、とも思いました。
つまり、単純な反戦を掲げた映画ではない、というか。
人間の記憶の曖昧さ、記憶がいかに築かれるものなのか、人間は過去をいかに許容するのか、
そんなテーマまで・・・とは言いすぎかもしれないけれど。

BGMでなく、ストーリーの一部として挿入されているところもあって、音楽も秀逸。

映画館で、ぜひ。

出してもいい/元値=3000円/1800円