本と紙をめぐる諸々。
昨年来、電子書籍をめぐるニュースやら議論が活発化しているなかで、
いろんな文書がweb上を出回っております。
iPadのインパクト:電子書籍のビジネスモデルなんて記事を見てると、
紙業界は今の規模を絶対に維持できないことを再認識してしまうね。
この記事に出ている、2007年に書かれたこちらの記事からの引用、書籍の価格構成比ってやつですが、
価格構成比の一例
紙代:6%
製版・写植代:12%
印刷・製本代:7%
編集コスト:3%
版元粗利:32%
印税:10%
取次マージン:8%
書店マージン:22%
ってのが挙げられていて、仮に並製本の1冊1000円の本だとすると、紙代は1冊あたり60円。
或る程度紙の卸価格を知ってる身としては、この絶妙な数字に苦笑いが浮かぶばかりです。
結局本の原価率って25%ぐらい?印刷会社の人とかもっと複雑なんちゃうかなぁ。
明日からも仕事はがんばろう。