休日にラグビーライターをすることもある(けどお休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーライターをしている30代男性のブログです。ラグビー関連イベント、普及活動、マイナーリーグ、取材依頼もお待ちしております。

生きているとはなんだろう/休暇

休暇 [DVD]休暇 [DVD]
(2009/05/20)
小林薫西島秀俊

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死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣り合わせの生活を余儀なくされる。
ベテラン刑務官、平井(小林)もそのひとり。心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった日常を淡々とやり過ごす男。そんな平井がシングルマザーの美香(大塚)と結婚することになった。
なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないま挙式を控えたある日、死刑囚・金田(西島)の執行命令が下る。執行の際、支え役を務めれば1週間の休暇を与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった・・・。

静かな映画。
劇場でも見たのですが、DVDもレンタルして。

小林薫西島秀俊も、周りの役者たちも、映画全体の雰囲気をとてもしっかり作りこんでいます。

小林薫と大塚寧々のひざが触れ合うシーンとかすごいよくて。
「ずっと一緒にいるって私が決めたんだから」の「私が」が引っかかってしまうんですが、
生きている、とはどういうことか、
再審の望みを捨てたかのような振る舞いをしていた彼が、
突きつけられ、豹変してしまう死とは、何をもたらすのか。

今回改めて見て、音が、とても効果的だと思いました。
何気なくほかの乗客が床に置いたバッグの音、「音楽が聞きたい」というセリフ、
ごん、ごん、と壁に打ち付けられた頭、そして床が抜けたときの音。
エンディングのピアノのメロディが、しっかり耳に残ってしまいました。
静かに、じっくり。
こういうことができるのが、映画の強みだと思う。