休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

怖い映画でした。(テイクディスワルツ/ネタバレあり)

普通の予告編(これ)はどこかほんわかした雰囲気でしたが、日経の映画評も★5つ、時間も場所もタイミングもよい、ということでBunkamuraにて鑑賞。
で、実際のところ、ひじょーに生々しく、エグい、怖い映画だったなぁと感じています。

こっちのほうがまとまっていると思う

テイク・ディス・ワルツ
‎116分‎‎ - R-15 指定‎‎ - 人間ドラマ‎
監督: サラ・ポーリー - 出演者: ルーク・カービー, サラ・シルヴァーマン, ミシェル・ウィリアムズ, セス・ローゲン
死ぬまでにしたい10のこと』で一躍注目を集めた女優サラ・ポーリーによる監督第2作。幸せな結婚生活を送る女性が、自分の中にある言い表せない気持ちと向き合い本能と理性の間で揺れる姿を繊細に描く。主演は『マリリン7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズセス・ローゲンとルーク・カービーがそれぞれタイプの違う男性を演じた。

ざっくり話をまとめると、レシピ本作家のルーと結婚して5年目の主人公、フリーライター・マーゴが取材先で出会った男性・ダニエルは偶然にも自分の家にはす向かい。いつの間にか惹かれていったまま、気持ちを抑えられなくなったまま、マーゴは家を出て行く。そしてダニエルと暮らす(だいぶ生々しいシーンが入ります)。いろいろあって、そして最後のシーンでは、マーゴが1人、回転木馬に座っている・・・。


ラブストーリーなんかではなく、生きていくことの難しさというか、はかなさを感じる一本。
確かにルーは幼い。僕の目から見ても、きっと女性からしたら物足りないのもわかる。
わかるんだけどねーーーーー!!!!といった点もあるし、
女はわからん!と終わらしてしまうこともできた内容でしたが、
ラストの回転木馬に1人座るマーゴ、あまりに壮絶なシチュエーションで放たれる「人生なんて何か物足りないものよ」という強烈な一言。

大事だった、愛しかったいろんなこと・人はいつか色褪せてしまうのかもしれない。
では、生きる意味は?と問いかける重い一本でした。

見てよかった。