休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

映画「立候補」

泡沫(ほうまつ)候補を知っていますか。
選挙のときにあらわれる、あのへんな人?それとも実は・・・。

知られざる衝撃の実態に迫るエンタテインメント・ドキュメンタリー

参議院選が公示されたので(13年7月7日現在)、公式サイトなどはちょっと状況が変わっていますが、
選挙のときに現れる、あの候補たちの姿を追ったドキュメンタリー。

マック赤坂羽柴誠三秀吉、外山亘一…etc。
彼らはなぜ選挙に挑むのか、立候補するのか、周りの人はどう思っているのか。

メインは2011年大阪府知事選。
マック赤坂をメインに4人のいわゆる「泡沫候補」を追いながら、
外山亘一、羽柴誠三秀吉ら、著名な(?)元候補者へのインタビューを織り交ぜつつ、話は進む。

マックの息子がこの物語のキー。
父を「わからない」と評していた彼が、最後に秋葉原自民党の演説会にぶつかっていったマックのところで、
取り囲む群衆からの蔑む罵声と戦う姿がすごい。


金がなくては選挙ができない。メディアが作り出す「泡沫候補」。
この国の民主主義の姿を描き出すだけではなく、
負けるとわかっていては戦ってはいけないのか?
そしてそれを、戦わないものが非難することができるのか?

そういう問いも投げかける一本。