休日にラグビーライターをすることもある(けどお休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーライターをしている30代男性のブログです。ラグビー関連イベント、普及活動、マイナーリーグ、取材依頼もお待ちしております。

甲子園出場投手の傷害予防検査

Facebookで書いたんだけれど、高校野球の話です。

どっちを応援していたわけでもないのですが、一試合目から明らかに球威がなかった松本くん。
事前のメディカルチェックとはなんだったのか。

盛岡大付の150キロ右腕・松本散る…右肘の不調で9失点降板
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000061-dal-base

甲子園出場投手、肩と肘の検査は問題なし
http://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb/2014/news02/20140807-OYT1T50108.html

熱闘甲子園で青春の感動、もいいけど、やることはちゃんとやったほうがいいんちゃうかなぁって。
大会規定で大丈夫でしたって、実際大丈夫ちゃうやーんって思うねんけど......。

で、「事前のメディカルチェック」ってそういえばどれぐらいのことをやってるのかなーと思い、内容を調べてしまいました。

http://www.sports-injury.jp/pdf/Vol.12_26.pdf:高校野球甲子園大会における傷害予防
こちらの報告によると、1993年の夏にテスト実施、94年春から本格的に検査を開始しているようです。
よく投げすぎで挙げられる沖縄水産大野倫選手のことがあったのが91年。それもあって、ということのようです。

検査の内容はレントゲンだったり理学的な検査、可動域測定なども行っているようですが、
基本的には以下の基準のチェックにとどまっているようです。

「大会前,ならびに大会中の投手の関節機能検査(レントゲン検査を含む)の結果,
肩,肘に重大な障害(肩の腱板断裂および肘の剥離骨折を伴う靭帯断裂の直後)が発生して
いると判明した場合,検査担当医師の報告を受け,大会での投球を禁止する」

このメディカルチェックはもう20年やって「投球禁止」となった子はいないようです。
なんとなく違和感があったり、炎症があっても、「投げようと思えば我慢して投げられる状態の子」を止めるものではないのだろうと推測します。

Web東奥

ここで言う「肩の腱板断裂および肘のはく離骨折を伴う靱帯断裂」ぐらいひどければメディカルチェックしなくても自覚症状あるよね・・・?という気がするんですが。
素人なのでどれほどのことがわかるのか、どれぐらいのものがどういう負荷になるのかわかりませんし、個人差ももちろんあるでしょう。
何よりも、甲子園まできたんだもの、投げたいよね。そのために、ほんとに血のにじむような思いというか、それこそ僕みたいな素人には想像もつかないぐらいの練習を重ねてきたわけだし。
実際見てる側としても心配だけれど、その分気になるし、メディアも煽りたくなる。

斎藤も松坂も…安楽くん大丈夫か?「投げ過ぎ甲子園球児」たちは、今後悔しているのか(フライデー) | 現代ビジネス | 講談社
ケガしたけど、やり切ったんだ、と思わないと先には進めないよね・・・。


いろいろ思うことはあるし、簡単に結論が出せないのだけれど、
運営側の「僕らは悪くない!ちゃんとやってるもん!」ってアリバイ作りになっていないかってことは、ちょっと気になったりしたのでした。