休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

【やってみた】考えながら飛んでいたのでは遅いので - Jump one

巷で話題の暗闇フィットネス(が正しいのかな?)。ボクシング、自転車など様々なバリエーションがありますが、トランポリンを使うのが Jump one です。

f:id:nogu-t:20180810202922j:plain

(後から思うと的確に特徴がまとまった写真)

暗闇×音楽×照明のハイテンションな45分間エクササイズが日常のストレスを吹き飛ばし、ダイエットやシェイプアップ効果を期待できます。 

(公式HPより)

要はクラブみたいなフロアに個人サイズのトランポリンが並ぶ中を、45分間音楽に合わせていろんな形で飛んでいるうちに、がっつり汗もかきながら、筋肉痛にはなりづらいのにインナーマッスルも鍛えられて、しかもダンサブルなミュージックに合わせて飛ぶのはストレス解消にもぴったり!というモノです。

大きく Rythm Jump、Dance Jump、Boot Jump の3つのプログラムに分かれており、その中でもレベルが1~3まである。Rythm Jump が基本で、あとはその名の通り Dance Jump になるとそれっぽいステップが増えたり、Boot Jumpになるともっとエクササイズ要素が強くなったりする(らしい)。

で、こちら全国9か所にスタジオがあり(2018年8月現在)、場所によっては女性専用だったりするのですが、吉祥寺は男性も可、ということで、体験レッスンに行ってきました。

 

中は基本撮影禁止なので、写真は無く、もう言葉で伝えるしかないのですが、地下1階の入り口からもう1つ階段を下りてスタジオに入ると、そこは戦いのステージへ続く控室的な雰囲気。すでにロビー中央のロの字型のベンチには準備を整えられた方、静かにウォーミングアップをする方もいつつ、受付で体験レッスンである旨を名乗ります(会員だと、カードをタッチするだけで受付完了なようです)。

その場でバスタオルとフェイスタオル、お水、そして体験レッスン受講者であることを示すリング(ホワイトバンドみたいなやつ)を渡され、更衣室へ。男性側は奥にシャワーも2台あって非常に清潔。ちなみに別途料金でウェアも借りれますし、靴下も履いた状態でやるのですが、滑り止めの付いた専用靴下も売ってくれます。手ぶらでいっても大丈夫

そして着替え終わってロビーに戻ると、インストラクターの方から声をかけられ、挨拶とともに参加のきっかけや日頃の運動習慣などの確認とともに、簡単な内容の説明があります。この時はそこまで勧誘はされないのですが、その人の体力的な部分なども少し見極めがあるのかもしれません。まぁ中肉中背とはいえほとんど運動習慣がないと答えた私はどんな風に見えたのかはわかんないですが……。

 

そして開始のおよそ10分前、ついにステージの幕が上がり、トランポリンが並ぶスタジオへ入ります。どの位置のトランポリンで飛ぶかは事前に予約時に選ぶことができて、私は隅っこのほうへ……自分の運動神経を思うと、いくら暗くてもインストラクターさんと誰かの視線の間に立つなんて、怖くてできません……。

f:id:nogu-t:20180815233640p:plain

さて、自分のトランポリンに到着したら、まずは音楽が無い状態で動きの確認が入ります。私が参加したのはベーシックなRythm Jumpの簡単なやつだったので、基本のジャンプから始まって4種類ほど。このとき、インストラクターさんとは別の方も1人いらっしゃって、飛び方をレクチャーしてくれます。

すでにリズムが怪しい感じがあったのですが、飛び方のポイントとしては身体全体で飛び上がるのではなく「腹筋を使って下半身を持ち上げる感じ」らしい。いわゆる冒頭の写真にあったような、アレです。この飛び方をすることによって、インナーマッスルが鍛えられ、ふくらはぎとか太ももとかの筋肉痛にもなりにくいらしい。姿勢改善にもつながるんですって。確かにね。

 

レクチャーは5~10分ぐらいでしょうか。「私もだんだん日本語を減らしていきますから、皆さん動きを見ながらついてきてくださいねー」というちょっとひっかかる説明のあと、インストラクターさんの立つステージにあるPA卓が操作され、いよいよ照明ダウン、音楽が始まります

そしてスポットライトが当たるステージ、レーザーのような照明が室内を照らし、ミラーボール…は無かった気がするけど、とにかくミュージックスタート!!と思ったらいきなりレクチャーになかった動き!そんな!!えっ、あっ、と戸惑いつつ、ついていくのですが、その時点でワンテンポ遅れている感じが分かります。

そこから45分。様々な曲のテンポに合わせて飛びます。途中でダンベルを使ったエクササイズもありました。はじっこのほうにしたので、インストラクターさんがちょっと遠いですが大丈夫。壁の鏡がうまく反射してどんな動きをしているかはよく見えました(逆にこちらのほうはあんまり見えなかったらしい。インストラクターさん的には反省ポイントだったようですが、私は一安心……)。が、いかんせん自分のセンスのなさを感じるのは動きを頭で考えながら飛んでしまうこと。慣れもあるんでしょうが、なんとなく全体のテンポからも遅れ、みんなが4回飛んでるところ、なんとなく3回ぐらいしか飛べてないような感じです。そんな感じで徐々に高まるフロアのテンションに比べて妙にあれこれ考えてなってしまっては、「Are you ready ⁉」 と言われても「Hoooo!!」と声を上げ、レスポンスするよりも、(´・ω・`)知らんがな」というツッコミが勝ってしまいます。いかん、これではストレス発散ができない……。

そう、考えながら飛んでしまった時点で負けなんです。周りなんか気にせず、うまく飛べてることを気にするよりも、場の空気と一体になってすべてを昇華する……!そんな気持ちで飛ばなければ。もちろん冷静に分析すれば、テンポが遅れてるのはレクチャーにあったように下半身だけを持ち上げることができず、全体で飛んでるから1ジャンプの時間が長くなってしまってるからでしょう。会員になってる人にも聞いてみたけど、こればっかりは慣れもあるので、いきなりやるのは無理だと割り切って、気にせず飛ぶべきなんです。でも、負けてしまいました……。終わった後、シャワーを浴びる前のアンケートを記入しているときも一生懸命勧誘されましたけど、この一体感についていけなかった挫折感を思うと、俺、来週も飛ぶよ!とは言えなかった……。

 

 

実際のところ、周りも暗いし、みんなインストラクターさんを見て必死に飛んでる中で、周りなんか気にしてる余裕もなさそうです(実際、周りがどうこうというよりは自分のことで精一杯でした…)。だから何も心配することなく、この瞬間を楽しめばいいじゃない、というインストラクターさんの声が聞こえるようですが、もうこれは自意識の問題です。おそらく。あの一体感に入れる自信が無いです。

よってもって、私は家で自分と向き合いながら、日々筋トレやストレッチをちゃんと続けようと思ったのでした。いいとか、悪いとかじゃなくて、向き不向き。自分を知れる、いい体験でした

 

ちなみに筋肉痛はほとんど無かったです。ちょっと心地よいハリがあるぐらい……あとなんとなくお腹に力が入って、姿勢を気にするようになったというか、だからホントに続けていけば効果はあると思うんですよ!会費もそこそこするので、お金と、自意識に余裕のある方はぜひ。