休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

できそこないの男たち 東大で教えた就職学 ハタチの原点 歎異抄

できそこないの男たち (光文社新書)できそこないの男たち (光文社新書)
(2008/10/17)
福岡伸一

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読み物として面白かった。
遺伝子のただでさえ想像するのが難しいような、
そしてその道を勉強したことのない人にはとっつきにくい世界での発見と、その解説。
AはBという性質を持っています、そのためにCという物質はAによってDに変化します、
ってそれだけじゃなくて、あとがきにも書かれていたけれど、
Howだけでなく、Whyを解き明かそうとする一冊。

東大で教えた就職学東大で教えた就職学
(2009/08/28)
草間俊介

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文庫本になるまで待ってもよかったかなーと思ったけれど、
就職活動前に読みたかったなーと思ったけれど、
抽象論から具体論まで踏み込んだ内容は勉強になりました。

ディスカヴァー社長一押しということで読んでみたけれど、
こういう本を一押しする社長の会社で働けると、
結構シビアかもしれないけれど充実するんだろうと思います。
なんていうか、今やってること以外はできません、ってなってしまわなさそうというか。
とりあえず、読んだ後どうするか、って話なんやけどさ。

あと、どうでもいいけど製本が悪いです。

ハタチの原点―仕事、恋愛、家族のこれから (双書Zero)ハタチの原点―仕事、恋愛、家族のこれから (双書Zero)
(2009/09)
阿部 真大

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元ネタは甲南大学社会学の講義なのかな?
とっつきやすいというか、わりと内容は平易。
こっからどう踏み込んでいくか、話し合っていくか、でないかと思います。

わりと「常識」のように語られていることは、
実はそうでもないんじゃないかってことを思いました。
例えばみんながみんな車を買ってた世代って、
よくよく考えればそんなに多くないんじゃないかって。
新卒の就職活動っていつの間にそんな常識というか、当たり前になってたんやろう?とか。
そんな風に、ちょっと立ち止まって考えるための本だと思います。

どすこい出版流通!という本を読んだときに感じた「筑摩っぽさ」のようなものを感じた。
それってどんなん?と問われると説明難しいけど、
双書Zeroって新シリーズ、今後も期待。

歎異抄 (光文社古典新訳文庫)歎異抄 (光文社古典新訳文庫)
(2009/09)
唯円親鸞

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イマイチ。
関西弁にした理由が弱い。というか、余計にわかりにくい。
しかも関西弁がなんか変や、って思ったら、やっぱり著者は関西の人じゃない。
現代語訳でいいのに。
光文社古典新訳文庫って、アタリハズレが大きいイメージがあります。