日本でいちばん小さな出版社
日本でいちばん小さな出版社 (2007/05/01) 佃 由美子 商品詳細を見る |
日本でいちばん小さな、でもトーハンと日販に口座を持ってる、出版社の奮闘記と言うか。。
出版という業界をある意味では読者に近い視点から見てはる、その切り口が面白いし、
大げさに言うなら、続いていきそうな出版社の一つの在り方も垣間見た気がする。
スピードで勝負しない、とか、新刊を焦らない、とか。
本という媒体も、一人である程度作れる時代なんかな。
自費出版がどうこう、でなくて、ニッチなところにニッチに届け、
背伸びせず、流通に乗せることを第一にしない。
その辺りにも出版業界の今後のヒントがありそう。
楽天的で、めげない著者も爽やか。