またモヤモヤしている思考の断片。
出版不況が叫ばれて久しい昨今、何度目かの電子書籍ブーム、そもそものプレイヤーの増加なども相まって、『「本」をめぐる本』が最近相次いで発行されているように思います。
で、なんとなく思っているのが、4つぐらい視点があるのかなぁ、ということ。
具体的には、
・本屋を中心にした視点
「本屋」という場に関する話。
本屋が減っていること、大型化が進んでいること、代官山蔦屋、武雄市図書館、B&B、森の図書室、町には本屋さんが必要です会議…などなど。
・本の魅せ方/届け方に関する視点
本をどう届けるか、書店で売る以外の方法論の模索
幅允孝、内沼晋太郎、文庫葉書、ブックカフェ、不忍ブックストリート、クラウドファンディング…などなど
・本の形、包み方、マテリアルとしての本についての視点
本というメディアについて。電子本とか。
電子書籍、美しい装丁とは?…
・出版業界を中心にした視点
出版業界クロニクル、コトビー…
もちろんこれらは複雑に絡まりあっていて、どこかに軸足が置かれていることはあっても、
1つの視点だけから語ることは難しい。
自分で書いていてこのキーワードはそこに分類されるのか??と疑問に思ったりもする。
こうやっていろんな本を読んでいると、自分が出版という事業の端っこのほうにいながら、
どういうことがしたいのかなぁなどと考える元にもなるのです。
ここ半年ぐらいで読んだ本絡みの本↓
書物としての宇宙
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4759920420
ネット古本屋になろう!−無店舗で勝ち残れ!
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4787291939
ブックカフェのある街
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4904184319
書棚と平台−出版流通というメディア
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4335551282
HAB 新潟
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4990759605
原点から考えるオンライン出版−著作権と電子書籍の流通
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4778313488
本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4062188619
あしたから出版社
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4794968515
再起動せよと雑誌はいう
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/487435369X
出版産業の変貌を追う
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4787233777
メディアの苦悩−28人の証言
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4334037984
ウェブとはすなわち現実世界の未来図である
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4569816711
たのしい編集 本づくりの基礎技術−編集、DTP、校正、装丁
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4902382091
善き書店員
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4903908461
本を味方につける本
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4309616747
本ってなんだったっけ?−紙の本の未来を考える
http://booklog.jp/users/nogu-t/archives/1/4864271704