畠山直哉展 タカイシイギャラリー
2007年撮影、「Ciel Tomb?(シエル・トンベ)」シリーズより約15点。
ヨーロッパの街にあるカタコンペは中世の採石場を利用したものがあるそうだが、
そのなかのパリの採石場を撮影。
岩石とか、畠山さんの得意分野だと思うんですが、
いわゆる「静」の畠山さん、という感じがしました。
光と闇のコントラストが鮮やかで、闇にも光にもいろんな種類があって、
そこに吸い込まれていく感じがしました。
パリの街中の写真もあって、去年の夏の記憶がよみがえる。
サクレクールの夕日、ケバブ屋さんのおっちゃん、
サッカースクールの少年たち、プーマ兄弟、エジンバラ・・・
遠いような、でも忘れられん。
帰りに通った白河公園の雰囲気とか非常によかった。
写真集もいいけど、やっぱり大きい写真がいいな。