休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

2016-01-01から1年間の記事一覧

近さを楽しむならトップイースト、あるいはトップウェスト。

大変ごぶさたしています。本業のほうもバタバタしたり、なかなか考えがまとまらない中で、気がつけば月日だけがたってしまい、あっという間にトップリーグが開幕し、ちょっとだけ涼しい日もあって、いよいよラグビーシーズンが始まろうとしています。 ラグビ…

ラグビーにまつわる様々な「なんで?」を考えるために/ラグビーをひもとく・李スンイル

ラグビーはどうして前に投げちゃいけないの?あのごちゃごちゃの中で何をやってるの?どうして反則があってもすぐに止めないの?……etcetc。 ラグビーを見たことがあれば誰しもが通りそうな疑問、あるいはおススメしようとすると必ず聞かれるアレコレを、その…

観る側の愛が溢れるエッセイ集/スポーツに恋して。篠原美也子

シンガーソングライターの篠原美也子さんという方が、写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんという方の有料メールマガジンに月一で連載していた「篠原美也子の月イチ雑食観戦日記」というコーナーを主体にした「スポーツ観戦エッセイ集」。 スポ…

これが日本30年のスポーツノンフィクションや!的な。/肉体の鎮魂歌/増田俊也編

キュウソネコカミという若手バンドの歌に「お願いシェンロン」というものがあって、「これが中国4000年のリフ(ギターなんかで繰り返されるフレーズ)や!」という歌詞があるのですが、タイトルはそこから思いつきました。 大宅壮一ノンフィクション賞受賞、…

それはあまりに人間的な。/ダン・カーター自伝

3週間あまり更新ができておりませんでした。本業が忙しかった、は言い訳ですね。サンウルブスの1stシーズンが終わり、いろんな話も出てきて、トップリーグ開幕も近く…ということで、何を書こうか、何が書けるのか手が止まっていたのが本当のところかもしれま…

6月25日、スコットランド戦を終えて…。スタジアムの運営とか交通事情とか。

6月25日、味の素スタジアムでの2016年春シーズンのテストマッチ最終戦、スコットランド戦が終わりました。結果はすでに各所で報道されている通りです。連敗。 試合展開としては、スコットランドはバテバテだったにも関わらず、メンバー構成的に主力メンバー…

2015年までを振り返る、そして次へ-ラグビー日本代表 1301日間の回顧録

2011年から2015年までの日本代表振り返りシリーズ。これまでもエディー・ウォーズはじめ、いくつか紹介してきましたが、これがタイミング的にも最後の一冊になるのではないでしょうか。 全テストマッチを取材、戦術的な観点からの分析もするどい斎藤健仁さん…

6月25日、試合前にストリートラグビーやってます。

ブログの更新が滞りがちな昨今、遅くなりましたが土曜日のご報告です。 先日13日は味の素スタジアム感謝デー、ということで、スタジアムではスポーツ関連を中心に、消防や警察も含めた出展、フリーマーケットなどで多くの人が集まりました。 併設のアミノバ…

「ほぼ日ラグビー」体験記。

6月、テストマッチの月が始まりました。が、全国各地で高校ラグビーから、大学・社会人まで練習試合や体験会を絡めたゲーム、イベントが行われています。 で、もう先週の話になってしまうのですが、アジアラグビーチャンピオンシップの香港戦で「ほぼ日刊イ…

内容別ラグビー本ブックガイド

すっかり間が空いてしまいました。その間若き日本代表がアジアで躍動し、サンウルブズは惜しい戦いが続き(1度勝ったからと言って、エディーさんの叱咤を忘れてはいけない)、来週からはウインドウマンス…ほんとに年中ラグビーをやっているようになりました。…

6月のスコットランド、来日メンバー発表。

BREAKING | Here is your @Scotlandteam squad for the 2016 summer tour of Japan | Full story to follow | #AsOne pic.twitter.com/tjzvmVZgvM — Scottish Rugby (@Scotlandteam) 2016年5月9日 ヤバい。フルメンバーです。 15年ワールドカップのメンバー…

武蔵野市のラグビーイベント「Sports for All」を取材しました。

先日イベントの概要を紹介させていただいていた武蔵野市のイベント、「Sports for All★ラグビー」、取材に行ってまいりました。 好天にも恵まれ、300人近い子どもたちと、その親御さんらを中心に、大勢の参加者でにぎわいました。 目の前の選手に大人も子ど…

サンウルブズに思うこと。

2016年4月23日、サンウルブズの初勝利を見届けました。見ていて熱くなる試合、喜びと、ほっとしたような気持と、そして次戦への期待……となっているわけですが、チーム発足、そして連敗中に改めて出てきていた疑問が消えたわけではありません。試合での戦略、…

連写、連写。息継ぎしないα6300(サンウルブスvsジャガーズ戦)

ついに、一つ勝利を得ることができました。サンウルブスの話です。 お互いに「?」がつくジャッジがあったり、相手のミスも多かったり…でしたが、一つ勝てたことが何より。一日たって、うれしいという気持ちから、ホッとしたような気持になってきました。 真…

神奈川県ラグビースクール一斉体験会を取材しました。

ご報告が遅くなりましたが、17日の日曜日、神奈川県ラグビースクールの一斉体験会の取材で、横浜ラグビースクールさんにお邪魔しました。 神奈川県ラグビーフットボール協会 | 普及育成委員会 | はじめてのラグビー 一斉体験会 横浜ラグビースクールは県下最…

5月8日 武蔵野市でラグビーイベント。廣瀬氏やホラニ龍選手も!(4月24日追記しました)

毎春恒例の武蔵野市のスポーツイベントですが、4月に開催されるファミリースポーツフェアに加え、今年は5月8日(日)にラグビー関連のイベントがあるようです。 武蔵野市市報からご紹介。 Sports for All ラグビー ~東京オリンピック・パラリンピック等国際…

言いたいことを聞いてもらうために-アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…ポイズン、というフレーズは、中身はともかく頭に残っているのですが、言いたいことを聞いてもらうためにもまずは「注目」してもらわないといけない時代になったよね、という話からスタートします。 www.amazon.co.j…

いい意味で「Numberらしい」-エディー・ウォーズ

Numberといえば、山際淳司さんから綿々と続く「スポーツ・ノンフィクション」というジャンルというか、文体があると思います。いい意味で彼らの掲げる「Suports Graphic」が競技そのものだけではなく、「人」にもベクトルが向いている、そういうイメージがあ…

ストリートラグビーはグラスルーツ。

2016年4月2日、あいにく少し曇り空にはなりましたが、心配された雨はなんとか持ちこたえ、東京・日本橋の「さくら祭り」のなかでストリートラグビーが開催されました。 ラグビーをより身近なものに拡げていくこと、また老若男女問わず「体験」できるきっかけ…

リッチーの自伝は想像以上に濃かった-突破!リッチー・マコウ自伝/グレッグ・マクギー 著 斉藤健仁/野辺優子 訳

ミスターキャプテン、紛うことなきGreat All Black、リッチー・マコウの自伝。こんな本が日本でも出るような時代になって本当にうれしい。いや、リッチーの自伝ならW杯前でも出たかもしれないけれど。でも2011年までの旅をまとめたこの本がこのタイミングな…

今さら感はありますが試合レビュー。160312 サンウルブスvsチーターズ

勝てそうで勝てなかったチーターズ戦。テレビで見ている限りでは前後半でガラッと、というわけではなかったように見えたけれど、改めて見てるとチーターズの攻め方が少し変わってたりしてて、それに対応しきれないままズルズルと、気が付けば逆転されてしま…

単なる消費スタイルの変化なのか、次の世界なのか-物欲なき世界/菅付雅信

www.amazon.co.jp Cut、エスクァイアなどで活躍された編集者菅付さんによる、消費文化論。いや、「消費」が終わる、という前提においては、これからの社会論なのかも。 水野和夫による「資本主義の終焉と歴史の危機」(2014年8月)ぐらいからチラホラ目につ…

Super Rugby開幕!!

そしてヒトコムサンウルブス、ついに船出、ということで、秩父宮に行ってまいりました。今回は指定席がほとんどだったので、わりと自分のペースで来場できるのがありがたいところです。 メインスタンドからの雰囲気含め、普段慣れているトップリーグ、ジャパ…

JPおじさんはSNSでも人気でした。

日本選手権決勝、JP=ピーターセンが日本で最後になるだろう、ということで、あの人に話を聞くしかあるまい、とJPおじさんを取材してきました。 応援団の方って話聞いたりできるのかしら、と不安もあったのですが、快くお話を聞かせていただきました。 最後…

Reach out rugby charity day 笹倉選手もタジタジ?

山田章仁選手主催のチャリティーイベント、「Reach out rugby charity day 2」に行ってきました。 もともと記事も書く予定で事前に事務局側の木嶋さんにお話を伺ったりもしていたのですが、本業の方もいらしたので、今回は写真だけ。 熱血指導が目立った畠山…