休日にラグビーライターをすることもある(けどお休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーライターをしている30代男性のブログです。ラグビー関連イベント、普及活動、マイナーリーグ、取材依頼もお待ちしております。

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夏葉社のこの本を読んで真っ先に思い浮かんだのが、ブクログレビューでもちらっと触れた「ボン書店の幻」。

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)

内容なんてそっくり。

内容(「BOOK」データベースより)
1930年代、自分で活字を組み、印刷をし、好きな本を刊行していた小さな小さな出版社があった。著者の顔ぶれはモダニズム詩の中心的人物北園克衛春山行夫安西冬衛ら。いま、その出版社ボン書店の記録はない、送り出された瀟洒書物がポツンと残されているだけ。身を削るようにして書物を送り出した「刊行者」鳥羽茂とは何者なのか?書物の舞台裏の物語をひもとく。

話の中で、「出版社をやりたい、という相談を受けることもあるが、
『借金もあるし、使えるお金も少ない でもどうしてもやりたいならやればいい』と答えてる」
という一節がある。
で、本を出すにあたってTwitterとかが大活躍をしていることも紹介されてはいるんだけれど、
このどうしようもなく儲からない、でも人を惹きつける「文学」というようなジャンルでも、出版する、
ということに対してIT(SNS)-里山Web的なものはどこまで貢献できるのかなぁ、なんてことをぼんやりと。

こないだのTBSラジオのLifeの中で、海猫沢さんが、
「文学とかって、本来は一つの作品が100万人に必要とされるものではないんじゃないか」って話をしていたけれど、
1万人、3千人に必要とされるようなコンテンツとして経済圏回していく、そういうやり方であるとは思う。

地理的なつながりではなくて、物理的な距離があったとしてもつながれるような、趣味嗜好的なつながり。
考えてしまうのは、それって誰もができることなの?持続するの?ってところと、
物理的な距離をカバーするのはやっぱり既存のインフラというか、物流網であること、でしょうか。

だって島田さんすごいしね。なかなか一人でここまでできないよ、と思ってしまう。
突き動かす何か、があったりするんだろうけれど、なかなかね、誰しもがそれに動かされるものではないとも思うので…。