休日にライターのようにラグビーの取材をすることもある(けど最近お休み気味)

平日は私企業で営業マン、休日は時々ラグビーイベントとかの取材をしている30代男性のブログです。でも最近は本とか映画とかの話が多いです。

2009-01-01から1年間の記事一覧

TOKYO FIBER'09

TOKYO FIBER'09 SENSE WARE 日本の人工繊維は新たなSENSEWAREである。石器時代に石という素材が人間の創造性を目覚めさせたように、また、紙という媒質が印刷をはじめとする膨大な知の活性化を誘い出したように、ハイテクノロジーで進化した人工繊維は人間に…

日本を変える「知」/東京から考える/人が輝くサービス

日本を変える「知」 (SYNODOS READINGS)(2009/05/22)芹沢 一也荻上 チキ商品詳細を見る会社で貰った本。 経済学、政治学、教育学、社会学、社会哲学の各分野から5人のセミナー内容を掲載。 シノドス、という交流を元ネタにしたもの、とのこと。 話の内容はセ…

YES MAN

イエスマン “YES”は人生のパスワード [Blu-ray](2009/08/26)ジム・キャリーズーイー・デシャネル商品詳細を見る見たかったけれど劇場公開に間に合わなかった映画。 しかし、まぁ、家で笑いながらお気楽に見れるジャンルのものかもね。おもしろいです。 「イ…

色即ぜねれいしょん

ちょっと恥ずかしくて、文化系男子(このくくりもあんまし好きでない、とか言っちゃうあたりも文化系かも)なら誰しもなんとなく共感できるような、でもちょっとうらやましく感じるような青春映画。 主演の子の雰囲気に尽きる。 ほかの映画は無理やと思うけ…

本の現場

本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか(2009/07/14)永江 朗商品詳細を見る前々から読みたかった本。 とはいえ、これが書かれたあと(本書は2005年から2007年までの連載を加筆してまとめたもの) も本の現場は刻一刻と変化している。 アメリカでのキ…

無人島に生きる十六人

無人島に生きる十六人 (新潮文庫)(2003/06)須川 邦彦商品詳細を見る解説で椎名誠が「十六中年漂流記」なんて言い方をしていて、 さすが言い得て妙やなぁと思います。夜の海を若い人に見せると懐郷病になるから、とか、 希望を失うことが一番恐ろしいことだ、…

大阪ハムレット

大阪ハムレット デラックス版 [DVD](2009/07/24)松坂慶子岸部一徳商品詳細を見る家族ってなんやろなー、と思う今日この頃。 学生の頃と今の自分とでだいぶ考え方とかが変わってきていると思うんですが、 それにしてもなんとも不思議な魅力のある話。岸部一徳…

本屋さんになる!

『本屋さんになる!』 書店・古書店を独立開業するためのアイデアとノウハウ (CWSレクチャーブックス)(2004/07/14)岡崎武志+CWS商品詳細を見るサブタイトルほどアイデアとノウハウが具体的に載っているわけではないんですが、 多くの「小さな本屋さん」の紹介…

幸福について

幸福について―人生論 (新潮文庫)(1958/10)ショーペンハウアー商品詳細を見る健全な肉体に健全な精神が宿る、ってとこから始まって、 名誉とか他人が絡むことはどうやったってコントロールしきれないから気にしすぎたらアカン、 精神的に豊かでないと楽しめる…

「思い通りに消せない記憶」「イン・マイ・マザーズ・フットステップス」

「思い通りに消せない記憶」 ブラッドレー・マッカラム&ジャクリーヌ・タリー「イン・マイ・マザーズ・フットステップス」 イシャイ・ガルバシュTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスに滞在した2組のアーティストによる個人の記憶と集団の記憶をめぐる…

資生堂・サントリーの商品デザイン展

第3回企業のデザイン展「資生堂・サントリーの商品デザイン展」 over a century of design by Shiseido & Suntory- 会期: 2009年5月13日(水)〜6月1日(月) 10:00-19:00(入館時間は18:30まで) 会場: 東京藝術大学大学美術館 陳列館 1階・2階展示室 資…

Story of... カルティエクリエイション

日仏交流150周年記念 特別展「Story of …」 カルティエ クリエイション〜めぐり逢う美の記憶 表慶館 2009年3月28日(土)〜5月31日(日) 日仏交流150周年を記念し、フランスを代表するジュエラー、カルティエが所有する1370点のアーカイヴピースを中心に、276点…

ロックンロールミシン

『GO』で2001年度の日本映画各賞を総なめした行定勲監督が、鈴木清剛の三島由紀夫賞受賞同名小説を原作に、まるで自分のホームグラウンドに戻ったかのようなインディペンデンス・センスで撮り上げた青春映画。人生に行き詰まりがちなサラリーマンの賢司(加…

最高の人生の見つけ方

でも、いまやっていることがそのまま棺おけリストになれば、 それに越したことはないよね。 往々にして難しいのかもしれないけれど。 最高の人生の見つけ方 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2008/09/25メディア: DVD クリック: 36回…

チェンジリング

『許されざる者』(92年)と『ミリオンダラー・ベイビー』(04年)で2度に渡ってアカデミー監督賞を受賞。ハリウッドのトップスターからも熱い信頼を受けている名匠クリント・イーストウッド。彼が、『17歳のカルテ』(99年)でアカデミー助演女優賞に輝き、…

書くものを絞る。

その分中身を洗練させたい。 無料のマス、高価なニッチ。

世界を変えた100日 写真がとらえた歴史の瞬間

先日の中山岩太と対を成す写真。リアリティを追求した写真たち。 1851年の第一回万国博覧会に始まり、 2005年のハリケーン・カトリーナまで。 歴史が刻んできた瞬間、瞬間を収めた一冊。 真珠湾攻撃について、第二次大戦にアメリカが参戦させるきっ…

さくらん

びみょー。 椎名林檎の声が疲れるって言った友人がいるねんけど、そんな感じ。 映画というよりもドラマとか、舞台みたいな。 2時間に詰め込みすぎている気がします。 最初の半分で終わってしまったほうが個人的には好きなんやけど、 配給の都合でそれはきっ…

佐藤卓 展 「2つの実験」

「KATANA」という工作機械を使って薄い紙を積み上げて試みられた2つの実験。 実験1の「紙と文字」は文字の質感を取り戻すという意図、 2の「紙と映像と音」は形と表面の関係について考え直す、と大雑把に言えばそんなとこだと。 1は「にほんごであ…

都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み

建築家の視点と思考をたどる展覧会 スイス・バーゼルを拠点にヨーロッパ各地でプロジェクトを展開するディーナー&ディーナー(D&D)は、父マルクス・ディーナー(1918-1999)の事務所を息子ロジェ・ディーナー(1950ー)が引き継ぎ、主宰している設計事務所…

ライト「イン」サイト 拡張する光、変容する知覚

この展覧会は,自明すぎてあらためて振り返られる機会の少ない「光」という存在の過去,現在そして未来の可能性を,「知覚」という切り口を通してアートと科学を超えた視点から新たに照射するものです.既存の視覚システムを参照しながらもそれを批評的に突…

東京都写真美術館

イマジネーション/視覚と知覚を超える旅 だいぶ大雑把に映像以前から、現代までの技法と実際の展示。 現代の作家さんたちのインスタレーションや作品は面白かったです。 甦る中山岩太 モダニズムの光と影 写真表現にリアリズムと芸術という二つの方向がある…

イントゥザワイルド

1992年4月、一人の青年がアラスカ山脈の北麓、住む者のいない荒野へ歩いて分け入っていった。4か月後、ハンターたちによって、彼はうち捨てられたバスの車体の中で、寝袋にくるまり餓死している状態で発見される。青年の名はクリス・マッカンドレス(エミー…

サウスバウンド

母に勧められてからおよそ1年。 この人のさわやかな読後感は短編でも共通かもしれないが、 やっぱり長編ならではの読み応えがある。サウス・バウンド作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/06/30メディア: 単行本 クリック: 32回この商品を…

屋上喫茶階

東京カフェマニア主催者による、東京カフェマニア拡張版。 雰囲気を楽しむ本。屋上喫茶階作者: 川口葉子出版社/メーカー: 書肆侃侃房発売日: 2008/03/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る

読書は一冊のノートにまとめなさい

一冊のノートにまとめているかは自信がないけれど、 文庫本サイズのノートにいろいろ書くようになりました。 新書マップやら、抜き書きやら、この人の言うこと全てを鵜呑みにしなくとも、 読書に関するエッセンスやら技術やらは確かにある、気がする。読書は…

ワンダーラスト

四半世紀以上にわたってショウビジネスの頂点に君臨するポップスター。タブーに挑み続ける希代のセックスシンボルにして、政治家以上の影響力を持つオピニオンリーダー。世界でもっとも多くの称賛と批判を浴びながら、歌手、ダンサー、女優、絵本作家として…

パフューム

18世紀、パリ。数十キロ先をも嗅ぎ分けられる、図抜けた嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、パリきっての人気調香師となり、彼の香水が街を沸かせる。 しかし、彼の野望は “究極の香水 ”を作ること、ただひとつー。 時を同じくして、街では赤毛の処女が殺され全裸…

「クリエイター100人からの年賀状」展 Vol.4

2009年最初の見本帖本店の展示は新年のごあいさつに代えまして、日ごろお世話になっているクリエイターの方々から頂戴いたしました年賀状を大公開。今年で4回目となるこの展示会で、100の“おめでとう”と一緒にみなさまのお越しをお待ちしております。 4回目…

現代芸術の教科書

巨匠セザンヌから今最も注目のマシュー・バーニーまで、思いもかけない文脈で現代美術のマスターピースを連結し、斬新な美術史のストーリーを提案する「概論=現代美術マスターピース・リンク」。そして、鑑賞者が奈良美智、ヴォルフガング・ティルマンスな…